宇宙探査ニュースに出てくる英単語を3つずつ紹介していく、【宇宙探査「○○」に関する英単語3選!!!】シリーズ。
今回は宇宙探査「民間月面着陸機Athenaが横転でミッション終了」に関するニュースの英単語です。
昨今宇宙探査の進歩は目覚ましいものがあり、日々宇宙に関するニュースから目が離せません。
最新の宇宙探査の情報は英語での記事はとても豊富ですし、最新の情報が揃っています。
宇宙探査に関する英単語を覚えて、最新の情報をいち早くゲットしましょう。

こんにちは!チュウです。
インチュイティブ・マシーンズのアテナの月面着陸は横倒しになってしまったね。

こんにちは!ルナです。
着陸までは全てが調子よくいっていただけに残念だわ。

でも、このIM-2ミッションは、月まで僅か5日で行ったり、今までで最も南極寄りの場所に着くなどの偉業も達成したんだ。

IM-2で多くのことを学んだから、次のIM-3ではきっとよい結果がでるわね。
今回は、そんな宇宙探査ニュースからの次の3つの英単語よ。
- attempt
- south pole
- harsh
宇宙英単語①:attempt

試み

“try” も似たような意味よね。

そうだね。
“try” は一般的な試み。
“attempt” は努力して試みる。
・例文
It marked the second lunar landing attempt by the Houston-based company.
・翻訳
それは、ヒューストンに拠点を置く会社の2回目の試みだった。
・他の単語
based =[形]拠点を置く
米国の民間企業インチュイティブ・マシーンズ(Intuitive Machines)の月面着陸機「アテナ(Athena)」が日本時間の3月7日に月面のモンス・ムートン(Mons Mouton)地域に着陸を試みました。
モンス・ムートン地域は月の南極から160km離れた平坦な台地で、太陽の光も僅かしか届かず、長い影が伸びるとても寒くて過酷な場所です。今まで着陸は避けられてきました。
しかし、そこには水氷が豊富にあると考えられ、将来の長期滞在ミッションの重大な鍵となる地域です。
2時31分、アテナは着陸しましたが、またしても横倒しとなってしまっていました。
同社は昨年2月にもIM-1ミッションでオデュッセウス(Odysseus)の月面着陸を試みましたが、想定していたよりも着陸速度が速かった為に脚が折れて横倒しになってしまっていました。
今回も高度計が上手く機能せず速い速度で着陸し、クレーター内を数回転がって止まったようです。その際に舞い上げた塵でソーラーパネルが覆われてしまい十分に電力を得られなくなってしまったようです。
翌日には同社から、太陽の位置、ソーラーパネルの状態、極寒の気温(-173℃)の中では充電ができる見込みがないため今回のIM-2ミッションは終了したと発表がありました。
宇宙英単語②:south pole

南極

いわゆる天体の南の端だね。

磁石のS極の意味もあるわね。

“pole” は本来「棒」や「柱」って意味だったんだけど「極」って使われ方もされるようになったんだ。

へ~。地球儀の支点からきたのかな?
・例文
Mons Mouton is near the lunar south pole, where NASA wants to study water ice and other local resources.
・翻訳
モンス・ムートンは月の南極近くにあり、NASAはそこで水氷やその他の現地の資源を研究したいと考えている。
・他の単語
resource =[名]資源
IM-2といわれるアテナミッションはNASAの商用月ペイロードサービス(Commercial Lunar Payload Services, CLPS)プログラムの一つです。
南極付近に豊富にあるとされるの水氷やその他の資源を調査して、将来の有人探査や月面資源利用に向けたプロセスに焦点を当てたものでした。
日本時間2月27日 9時16分、ファルコン9によりケネディー宇宙センター(Kennedy Space Center, KSC)の39A発射台から打ち上げられました。
打ち上げからおよそ43分後にアテナは月周回軌道に投入されました。
日本時間3月3日 21時27分、エンジンを8分12秒噴射させて月の軌道に入りました。
着陸地点に十分な太陽光が入るようになるまで39周回って待機します。
日本時間3月6日 19時33分、降下軌道投入(Descent Orbit Insertion)を完了。
日本時間3月7日 2時31分、モンス・ムートン(Mons Mouton)地域のクレータ内に横倒しで着陸。
宇宙英単語③:harsh

過酷な

他にも「厳しい」「冷酷な」という意味で使えて、状況・言葉・人の性格に関して否定的な内容を強調するんだ。

「厳しい」って言葉は他にもたくさんあるわ。
“sever”, “rough”, “tough”, “cruel” など。

“sever”は、何かの程度が厳しい。
“rough”は、表情滑らかでない、物理的に粗い場合の厳しさ。
“tough”は、厳しいが乗り越えるポジティブさがある。
“cruel”は、他の人に対して非常に厳しい態度や行動。

ん~。。。
・例文
The PRIME-1 drill successfully demonstrated the hardware’s full range of motion in the harsh environment of space.
・翻訳
PRIME-1ドリルは、過酷な宇宙環境の中でハードウェアの全可動範囲を正常に実証した。
・他の単語
demonstrate =[動]実証する
environment =[名]環境
アテナにはいくつかの研究・探査用のペイロードが搭載されていました。
以下は代表的なペイロードです。
PRIME-1 (Polar Resources Ice Mining Experiment-1) は、地表から最大1mまでドリルで掘削しサンプルを採取するTRIDENTと、そのサンプルを質量分析計で調査するMSoloで構成されています。
Graceは、着陸機から半径1.6km内を飛び跳ねて移動し、月のクレータの永久影を調査するはずでした。
LSCS(Lunar Surface Communication System)は、ノキア・ベル研究所が提供した月面用の4G/LTEネットワークシステムで他のペイロードの基地局の役割をするはずでした。
YAOKIは、日本の民間企業の日本ダイモン社が制作した小型探査車です。
これらのペイロードはアテナのバッテリーが切れる前に前倒しで、機能調査を試したようです。
YAOKIも一通り動作チェックを行い、過酷な環境下で機能することを確認できました。そして、格納庫の中から僅かに外が見える写真を送ってきています。
宇宙探査「民間月面着陸機Athenaが横転でミッション終了」に関するetc
Intuitive Machinesについて
日本語:インチュイティブ・マシーンズ
設立:2013年
創設者1:スティーブン・アルテマス(Stephen Altemus)元NASAジョンソン宇宙センター工学部門ディレクター
創設者2:カム・ガファリアン(Kam Ghaffarian)起業家
創設者3:ティム・クレイン(Tim Crain)元NASAの月面着陸機開発プロジェクトMorpheusで飛行力学担当者
CEO:スティーブン・アルテマス(Stephen Altemus)
本社:テキサス州ヒューストン(Houston, Texas, USA)
サービス:ペイロードの月への輸送、宇宙でのデータ転送、月面基幹設備提供
製造:月面着陸機(Nova-C)
NASA契約:2019年商業月面ペイロードサービス(CLPS)3社の内の1社
<2025/03>
Nova-C について
日本語:ノヴァ・シー
タイプ:月面着陸機
製造・設計・運用:インチュイティブ・マシーンズ(Intuitive Machines)
重量:675 kg
寸法:4.3 m(高さ)× 1.6m(直径)(着陸時:4.6m)
最大積載量:130kg
エンジン:液体メタン × 液体酸素
最高速度:11 km/秒
契約数:4
打上げロケット:ファルコン9ブロック5(Falcon9 Block 5)
1回目打上げ:2024年2月15日 IM-1 「Odysseus」
2回目打上げ:2025年2月27日 IM-2 「Athena」
<2025/03>
まとめ
英語 | 宇宙関連の意味 | その他の意味 |
---|---|---|
attempt | 試み(る) | |
south pole | 南極 | S極(磁石) |
harsh | 過酷な | 厳しい、冷酷な |