宇宙探査ニュースに出てくる英単語を3つずつ紹介していく、【宇宙探査「○○」に関する英単語3選!!!】シリーズ。
今回は宇宙探査「火星探査車Perseverance、第5回科学活動開始」に関するニュースの英単語です。
昨今宇宙探査の進歩は目覚ましいものがあり、日々宇宙に関するニュースから目が離せません。
最新の宇宙探査の情報は英語での記事はとても豊富ですし、最新の情報が揃っています。
宇宙探査に関する英単語を覚えて、最新の情報をいち早くゲットしましょう。
こんにちは!チュウです。
火星探査車「パーサヴィアランス(Perseverance)」が5番目となる化学活動を開始したんだ。
こんにちは!ルナです。
この探査車は、既に着陸している探査機「インサイト(InSight)」の後継機として2021年2月に火星の到着したのよね。
Jezeroクレーターの底やデルタ地域で火星の生命の痕跡を調査しサンプルを採取していたんだ。
次の活動で新たな発見が期待できそうね。
今回は、そんな宇宙探査ニュースからの次の3つの英単語よ。
- rover
- Martian
- habitable
宇宙英単語①:rover
惑星探査車
他の天体に行って、表面を移動しながら調査、採取できる車両だね。
地球からリモートで動いているのよね。
そう、無人で自立して動いているんだ。
有人の探査車はアポロの月面探査車だね。
roverは他に「放浪者」「海賊」って意味もあるのよ。
・例文
The rover will likely face some of the most challenging and steepest terrain it has seen to date.
・翻訳
探査車はこれまでに見た中で最も困難で険しい地形に直面することになるだろう。
・他の単語
steep =[形]険しい
terrain =[名]地形
この5回目のミッションは「Crater Rim Campaign」と名付けられています。
この活動は、Jezeroクレーターの西側にある淵を数か月かけて約300メートル登り頂上にある「Aurora Park」を目指します。
8月19日から登頂が始まり、23°の勾配も待ち受けるかなり過酷な試みとなるようです。
淵を調査しながら登り、 頂上の更に先にある「Pico Turquino」と「Witch Hazel Hill」の2つの地域を調査することを目指します。
現在火星で活動している探査車は次の3台
・パーサヴィアランス(Perseverance)
・インサイト(InSight)
・キュリオシティ(Curiosity)
全てNASA
宇宙英単語②:Martian
火星の、火星人
“Mars” はご存じの通り「火星」だね。
そこから派生した形だね。
ところで、「地球人」は英語で何て言うの?
「earthling」や「tellurian」
・例文
These samples will have significant implications for our understanding of Martian geologic history.
・翻訳
これらのサンプルは、火星の地質史を理解する上で重要な意味を持つでしょう。
・他の単語
implications [名]意味、意味合い
geologic[形]地質学の
今回始まった第5回科学活動では、最古の地殻の調査をする予定です。
「Pico Turquino」には、過去の熱水活動で生じた亀裂があり、古代にできたものの可能性があります。
「Witch Hazel Hill」には、火星の気候が現在と大きく異なっていたころ存在していたと思われる層状の物質が示唆されています。
宇宙英単語③:habitable
生存可能な、生存できる
地球以外で使用する場合はこの意味となるね。
地球で使う場合は「居住に適した」とか「住みやすい」ですね。
・例文
Among these rock cores are likely the oldest materials sampled from any known environment that was potentially habitable.
・翻訳
これらの岩石のコアの中には生命が存在していた可能性のある既知の環境から採取された最古の物質が含まれていそうだ。
・他の単語
materials[名]物質
potentially[副]可能性がある、潜在的に
パーサヴィアランス(Perseverance)はいくつものサンプルを採取しています。
これらのサンプルを地球に持ち帰れば、火星にいつ、なぜ、どのくらいの期間液体の水があったのか、更に生物額的進化が起こったかなど多くのことが分かってきそうです。
現在、パーサヴィアランス(Perseverance)が集めたサンプルを地球へ持ち帰る「サンプルリターン計画」が練られています。
宇宙探査「火星探査車Perseverance、第5回科学活動開始」に関するetc
ミッション「Mars 2020」について
ミッション:バイオシグネチャーを探す
打ち上げ日時:2020/07/30 11:50:00 UTC
打ち上げロケット:アトラス V (Atlas V)
打ち上げ場所:ケープカナベラル空軍基地 第41発射施設(Cape Canaveral, SLC-41)
構成①:パーサヴィアランス(Perseverance)火星探査車
構成②:インジェニュイティ(Ingenuity)火星ヘリコプター
火星着陸日:2021/2/18
火星着陸地:ジェゼロクレーター(Jezero crater)
<上記は英語版Wikipediaより>
パーサヴィアランス(Perseverance)について
タイプ:火星探査車
所有者:NASA
メーカー:ジェット推進研究所(Jet Propulsion Laboratory)
サイズ:2.9 m × 2.7 m × 2.2 m
乾燥重量:1,025 kg
搭載機器:EDL cameras / Hazcams / Mastcam-Z / MEDA / マイクロフォン / MOXIE / ナビカム / PIXL / RIMFAX / SHERLOC / スーパーカム
<上記は英語版Wikipediaより>
まとめ
英語 | 宇宙関連の意味 | その他の意味 |
---|---|---|
rover | 探査車 | 放浪者、海賊 |
Martian | 火星の、火星人 | |
habitable | 生存可能な、生存できる | 居住に適した、住みやすい |